診療について

モールドレジン修復 報告1

超低速回転 最低侵襲療法 無痛治療

虫歯の部分をバーを使って丁寧に熱を出さないように超低速回転にて除去致します。天然の歯は削らずに神経と血管のも炎症を起こさないようにする最低侵襲療法を行います。痛みのある部分は細菌に侵されていない免疫の強い部分なので削りません。虫歯の検知液に染まるところだけを選択的に除去するのに麻酔は必要なく、無痛治療とも言える方法です。

 機能的で審美的な形態、色調 接着力は最大限 セラミックが7割入っているコンポジットレジン 段差隙間なし 

出来上がりの機能的で審美的な形態、色調です。ラバーダム防湿という歯にマスクをすることや次亜塩素酸や還元剤、シランや強力接着剤などで接着力は最大限に引き上げられ、理論的には剥がれることはありません。破損するとしてもセラミックが7割入っているコンポジットレジンは固くても修理することができる利点を持っている材料です。段差隙間は顕微鏡レベルでもなく虫歯菌も入り込めません。

スキャニング デジタルデータ デジタルデータ レジンを流し込み

歯のスキャニングをします。今までのように詰め物の形の為に歯をたくさん削った形を型取りするのではなく、虫歯の部分を取っただけの形をスキャンして、デジタルデータのみから出来上がったモールドを歯に取り付けレジンを流し込み、光で固めます。光には波長や強さ、長さ、角度などを考えた光の照射が必要です。こうして難しい歯の形態をしっかりと構築致します。

デジタルデザイン

デジタルにて歯の形を再現致します。咬み合わせや歯と歯の接触部分をしっかりとデザイン致します。

下部鼓形空隙

下部鼓形空隙という歯と歯の間の下の部分の形がしっかりとできるようにデザインされています。

3Dプリンター

3Dプリンターにでプリントしてモールドの出来上がりです。

監修者  鳥居 秀平  医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/理事長

監修者  鳥居 秀平  医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/理事長

「医は仁術」の理念に基づき、患者様の気持ちに寄り添い、誠実で愛情ある治療を行うことを大切にしています。当院では、患者様の不安や希望を伺い、その方に適した治療を提供することを重視しています。オペ室や歯科用CT、マイクロスコープなどの設備を整え、安全で信頼できる治療環境を整えており、スタッフ一同、患者様の大切な歯を守るために努めております。

略歴
1994年 日本大学松戸歯学部卒業
1996年 英国マンチェスター大学研究在籍
1998年 国立大学 東京医科歯科大学大学 歯学部 文部教官
1998年 東京医科歯科大学付属歯科衛生士学校 講師
1999年 国立大学法人 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面機能再建学系専攻 文部科学教官
2001年 北野坂鳥居歯科 開業

所属
日本口腔インプラント学会 専門医
アジア口腔インプラント学会 認定医

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